タイムシェアの仕組み

相続や手放すお手伝いなどで、タイムシェアの仕組みを知らないメンバーもおられるようなので、特定の会社に限らない一般論として整理してみました。

タイムシェアとは何か

タイムシェアとは、「別荘をみんなで時間(またはポイント)を分けて使う仕組み」で、「泊まれる権利を所有する」のが最大の特徴です。
・1室のリゾート物件を
・多数のオーナーで
・「週」や「ポイント」単位で利用する権利を持つ

タイムシェアの主な3つの仕組み

○固定週型(Fixed Week)
リゾート・部屋・週などが毎年同じ。
例)毎年8月第1週に必ずハワイ
<メリット>
・予約不要
・確実に同じ時期に行ける
<デメリット>
・融通がきかない
・行けない年でも権利は消える

○変動週型(Floating Week)
同じリゾート内で、一定の期間(例:夏シーズン)なら週を選べる。
<メリット>
・固定週より柔軟
・人気週を狙える可能性
<デメリット>
・予約競争がある
・早めの予約が必須

○ポイント制(現在の主流)
年間○○ポイントを所有し、ポイントを使って、日数・部屋タイプ・リゾートなどを自由に組み合わせる。
<メリット>
・最も自由度が高い
・世界中の提携リゾートが使える
<デメリット>
・仕組みを理解しないと使いにくい
・人気日程は高ポイント

利用の流れ

○ポイント制の例
ホテル予約に近い感覚で利用する。
・毎年、ポイントが付与される
・予約サイトで空室を検索する
・希望日・部屋を選択する
・必要ポイントを消費して予約する

必要なお金

○初期費用(購入時)
・数十万円から数千万円(直接購入は高額)
・実質「利用権の前払い」

○年間維持費(毎年発生)
・管理費・修繕費・運営費など
・使っても使わなくても毎年必要
・購入後に後悔される方の主な理由

所有権の種類(法的な違い)

○不動産型(Deeded)
・不動産の持分を所有
・相続可能
・固定資産税がかかる場合あり

○利用権型(Right-to-Use)
・30年や50年などの期限付き
・不動産ではない(登記不要)
・契約終了で権利消滅

交換・拡張の仕組み

多くのタイムシェアでは、交換ネットワークに参加可能です。ただし、交換手数料が必要な場合があります。
・自社クラブ内で交換
・RCIやIIなど外部交換
・別会社のリゾートにも宿泊可能

タイムシェアが向いている人

・毎年旅行に行く習慣がある
・ホテルより広い部屋やキッチンが欲しい
・家族旅行が多い
・同じ価格帯の旅行を継続的にしたい

タイムシェアが向いていない人

・毎年旅行に行けるかわからない
・予定が直前にならないと決まらない
・将来の支払い義務を持ちたくない
・資産価値を期待している

よくある誤解

・投資や資産になる
 →前払い型の旅行商品と考えた方がいい。
・使わなければ払わなくていい
 →使わなくても管理費は必要。

元のFBグループ投稿

【タイムシェアの仕組み】
https://www.facebook.com/groups/timesharemarket/permalink/3430768090421930/